Columbia University Japanese Language Program

2nd Year Japanese Kamishibai Contest 2006 2年生かみしばいコンテスト2006

二年生の授業で「竹取物語(かぐや姫)」を読み、学生が紙しばいを作りました。
作者         タイトル 作者        タイトル

優勝(ゆうしょう) 


キャスリーン・チミノ
Cathleen Chimino 
「姫と竜とどうやって友達になったか」

準優勝(じゅんゆうしょう)


ツン・サン・ヴィクトリア・クワン
Tung San Victoria Kwan 
「ミラ姫」

佳作 (かさく)

アナ・ヘルスビー
 Anna Helsby 
「小さなおどろき」

佳作 (かさく)

サム・ローズバーグ 
Sam Rothberg 
「バーサひめの物語」
特 別賞(とくべつしょう) 


アシュ リー・メレンデス
 Ashley Melendez
     

特 別賞(とくべつしょう) 



エラノア・テンプルトン
Eleanor Templeton

二年生 優勝(第1位) キャスリーン・チミノ Cathleen Chimino  「姫と竜とどうやって友達になったか」

むかしむかしある所 で竜が川のそばにあるどうくつにいました。毎日川で泳いで竜の生活はしやすかったけれど、友達がいないために元気じゃありませんでした。

そのそばのおしろに 小さな姫がいました。多くのおもちゃや本などがあるからといって、かならずしも姫はしあわせなわけではありませんでした。おしろにほかの子供がいないからです



姫がわらわなくなっ ていつもかなしそうだったために、おうさまは心配しました。 でも、姫をしあわせにさせるものはありませんでした。

日がたつにつれ、姫 はもっとしずかになったばかりでなくさびしくなってしまいました。姫はかなしくて、びょうきになったぐらいです。おうさまはどうしてげんきじゃないか分か らないから、いしゃとあうことにしました。
おしろをでてからす ぐとまってちょっとやすみました。小さな姫は川のそばにしずかにすわってまちました。その時どうくつをみながらちかくに歩いて行きました。ちいさなこえで 「こんにちは」と言ってもだれも答えませんでした。
でも川からふしぎな 音が聞こえるとすぐ竜が川から出て来て大きな声で「こんにちは」と言いました。姫はびっくりしてわらい始めました。おうさまはこれを聞いてうれしくなりま した。でも姫が大きい竜と一緒にわらったりあそんだりしていたからとてもびっくりしました。
姫 のかおはひかってかなしくなくなったみたいです。だからおうさまはりゅうに「ありがと うございます。姫に友達がいることは言うまでもありません。だから毎日あなたとあそべるようにあなたのどうくつのそばに新しいおしろを建てることにしまし た。どう思いますか。」といいました。りゅうは「私はことわるわけがありません。いつも友達がほしかったです。」といいました。
元気になった姫もりゅうもとてもうれしかったです。どちらもさびしくなくなりました。小 さな姫には友達がかかせないみたいです。それにだれでも人間の子供か竜かに関係なくだれとでも友達になることができます。今その川のそばを歩くたびに、ま だ姫が竜とわらっているのが聞こえます。(終わり)

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二年生 準優勝(じゅんゆうしょう)(第2位) ツン・サン・ヴィクトリア・クワン Tung San Victoria Kwan 「ミラ姫」


 昔々、ある所にきれいな城がありました。このじょうに若い姫と王子はよくパーティをし たから、じょうにとくべつなきゃくしつをつくりました。ほかの姫と王子はじょうに来た時、きゃくしつでねました。このきゃくしつに鏡が一つありました。
 
  この鏡のなまえはミラでした。ミラはきゃくしつにあるので、全国の姫とおうじの秘事を 知っていました。姫とおうじたちがじょうにとまった時、ミラは姫と王子の習慣を全部見ることができました。例えば、美秋姫は時々ねる前に歯をみがきません でした。雅子姫はかつらをかぶっていて龍太郎王子は心密かに美秋姫を愛していました。ミラにとって姫と王子の生活はとても楽しそうでした。ミラの一番好き な夢は人間になることでした。しかも一郎という王子が好きでした。一郎王子はやさしくて静かなばかりではなく頭がとてもいい人でした。

 ある日、まじょがじょうにとまりました。このまじょは客室にねて鏡を見た時、鏡に聞 きました。「世界で誰が一番美しい女性ですか。」びっくりしたミラは「うん・・・美秋姫です。」と答えました。魔女は大きな声で「いいえ!私が世界で一番 美しい女性です!」といいて鏡をこわすためにまじゅつを使いました!しかし、魔術は間違って鏡は女の子になりました!

ミラはとてもうれしかったんです。ミラは一郎王子に会うためにいつも人間になりたかっ たんです。この晩、じょうで大きなパーティをしたので、ミラはパーティへ行きました。「一郎王子は私に気がつくかしら。」とミラは思いました。

 でも、パーティでミラはうれしくなくなりました。 ほかの姫は光るように美しいから、だれもミラに気を留めませんでした。ミラははずかしくなりました。どうしたらいいでしょうか。

ミラは客室で見たことを思い出しました。そして、ミラはちいさなちいさな声で左の姫 に・・・

「美秋姫はねる前に歯をみがかないというゴッシプをききました。」と言いました。「そう ですか!とても面白いですね!」その姫は答えました。またほかの人が物珍しげにミラを見ました。「雅子姫はかつらをかぶっているんですよ。」とミラが言い ました。ほかの姫と王子は大きな声でわらいました。「この新しい姫は面白いです。」と姫と王子は思いました。ミラは人気ものになりました。
 
 でも、姫達と王子達の秘密が全部もれてしまいました!ミラは人気ものになったけれど、じょうの人からのしんようは消えました。皆さんはおこりはじめまし た。「誰が私たちのひみを全部話しましたか。」と美秋姫が泣きながら言いました。「ミラを通して聞きました。」雅子姫は答えました。すぐに城の中のみんな がミラをきらいになりました!

ミラはとても悲し くなりました。「どうしてみんなおこりましたか。」一郎王子はミラの横に腰をかけました。「ミラ・・・ほかの人のうわさを話すことは人気になることと関係 ありませんよ。ほかの人がされたことに関係なくあなたは面白い人になれます。」ミラはすぐにわかりました!ミラは自分がゴッシプを言った姫と王子を探し て、心からわびました。うわさがすっかり忘れられて、ミラはほかの姫と王子と本当の友達になりました。


めでたし、めでたし!(終わり)

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二年生 佳作 (かさく) アナ・ヘルスビー Anna Helsby  「小さなおどろき」

昔々、海の中のある 所にかめのおじいさんとおばあさんがいました。このかめ達は子供がいなかったからとても悲しくてさびしかったです。ある日かめ達が海のひめに手伝ってもら いにやって来ました。「すみませんが、私達は長い間子供がほしかったですが、なかなかできませんでした。おひめさま、手伝ってくださいませんか。」と言い ました。おひめさまはかめ達がやさしいかめ達だと思ったから、「明日きみ達に子供をはいたつします。」とやくそくしました。

次の日魚をとる人はボートで昼ご飯を食べていました。でもたまごをうどんに入れる時、海 におちました。下にかめ達は子供がどうやっていつ着くか考えていました。とつぜんたまごがかめのおじいさんの頭にうちました。おばあさんは「あっ、私達の 子供だわ。」と言ました。かめ達がたまごを家に入れて、何週間もめんどうを見ました。
ある朝、おばあさんがへんな「クラック」という音を聞いて、起きました。たまごの方を見 たらたまごがふるえていて、おばあさんはびっくりしました。おばあさんがおじいさんを起こしてから、とつぜん大きい「ポップ」という音を聞いて、たまごの ふたが出て来ました。かめ達が速くたまごの所に行ってたまごの中を見ると・・・。
あかちゃんの頭がたまごから出てきました。でもあかちゃんはちょっと不思議でした。みど りじゃなくてきいろで、なめらかじゃなくてふわふわしていたという風にへんなかめでした。本当はこのあかちゃんはかめじゃなくてにわとりでした。しかし、 かめ達はその子供を愛して大切に育てようと思っていました。にわとりは「小さなおどろき」と名付けられ、おじいさんとおばあさんと一緒に幸せにくらしまし た。めでたしめでたし。(終わり)

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二年生 入賞 サム・ローズバーグ Sam Rothberg 「バーサひめの物語」

 昔々ある所にバーサという姫がいました。バーサはとてもお金持ちでしんせつだったけど、みにくくてさるににていたぐらいです。年が経つにつれても美しくなら なかったので、両親はバーサはぜんぜん結婚できないと思って心配でした。全国中にみにくさのうわさが広まらないように両親はバーサに一番遠い島にある高い タワーに行かせました。タワーは竜に守られていました。バーサが出てから、両親は「姫がゆうかいされた」というニュースを国中に広めました。「だれか侍が 姫をたすけたら、けっこんさせてあげて、たくさんお金をあげることになります。」と言いました。バーサ姫は子供の時からかくされていたので、だれもどんなにみにくかったかわからなかったから、多くの侍達が両親のしろに集まって、姫を探しに行きました。

 バーサ姫を探すたびは長くて危なかったです。ある日、侍のふねはバーサ姫の島に近づくにつれ、すごく大きい台風がおそって、たくさんふねがしずみました。三人の侍以外に、みんなが死にました。

 三人はとうとう島に着いて、初めて竜を見ました。山のように大きかったので、みんなはこわくなりました。でもこわくても、一番目の侍はとてもゆうかん (つまり、brave)だったので、かたなを持っていって、竜をころそうとしました。でも、竜は足音(つまり、footstep)が聞こえるとすぐ、侍を 食べました。だから残っている二人はすごくこわかったわけです。
 まもなく二番目の侍は自分で竜をころすことにしました。この侍はとても頭がいいから、竜をだまそうとしたけど、竜もとても頭がいいことは知りませんで した。だから竜はだまされなくて、侍を食べました。
 最後の侍は不思議な人でした。長い旅中言葉を一つも言わなかったから、みんなはとても変だと思いました。その上いつもヘルメットをかぶっていて、だれ もかれの顔を見たことがありませんでした。実は、顔は「シクレットウェッポン」でした。朝早く起きて、竜のどうけつに静かに近づきました。ねている竜の前 に立って、起きる前に侍はヘルメットをぬぎました。竜は目をあけると、侍はバーサ姫のようにみにくい顔をみて、こわくなりました!とてもびっくりしたか ら、侍は簡単にころせました。すぐにバーサのタワーにのぼりました。
侍 はバーサを見たら、世界の中の一番美しい女性だと思って、すぐ愛すようになりました。バーサ姫は侍もとてもハンサムだとおもって、かれをあいしました。二 人は結婚して、一緒に静かな島に残って生きることにしました。しあわせな人生をたのしみました。(終わり)

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