Columbia University Japanese Language Program

2nd Year Japanese Kamishibai Contest 2007 2年生かみしばいコンテスト2007

第1位 星野梨紗(Risa Hoshino)「一人の声」(ひとりのこえ)
第2位 ハリソン・シュー (Harrison Hsu)「コロンビアの像の秘密の生活」(ころんびあの ぞうの ひみつの せいかつ)
第3位 セジョン・キム(Kim, Sejoon)「条件のない愛」(じょうけんの ない あい)
入賞 セシリア・ビネッセ (Cecilia Vinesse)「小さい魚と大きい侍」(ちいさい さかなと おおきい さむらい)
入賞 ニック・カヴーシー (Nicholas Kavoussi)「カレーのシェフ とへびの神」(かれーの しぇふと へびの かみ)
入賞 アイリン・コンヴィ (Irene Convey)「鰻屋姫」(うなぎやひめ)

二年生 第1位 星野梨紗(Risa Hoshino)「一人の声」(ひとりのこえ)


昔々、ある所に、小さくて、とてもまずしい村がありました。まずしいけ れども、この村の人達は毎日幸せにくらしていました。

ある日、赤い首わをつけている不思議な男の人が来ました。この男の人の名前はジーでした。

男の人はやさしい声で村の人達に「みなさん、私はこの村にお金がないことを知っています。みんなお金が欲しいなら、私はたくさんありま すよ。私がこの村のリーダーになったら、みんなが金持ちになれますよ。」と発表しました。
「明日までよく考えて、決めてください。」とジーは言って、村を出ました。

その夜、村の人達は集まりました。
「お金があったら、みんなはおなかがすかないよ」と一番目の男の人が言いました。
「お金があったら、いい着物が着られるよ』と二番目の男の人が言いました。
「お金があったら、本当に幸せになれるよ」と三番目の男の人が言いました。
みんながそう言ってジーをリーダーにすることにさんせいしました。決めていない人もそれを聞いてジーをリーダーにすることを決めました。
その時、女の人の声が聞こえました。この女の人の名前は里奈子でした。
「どうして私たちにこんなにたくさんお金をくれるんでしょうか。ジーのことは私達はよくわからないからちょっと理由を調べてから決めましょう」と里奈子が 言いました。
すると、みんながおこりました。
「お金が欲しいのは何が悪いですか」と誰かが言いました。
「このばかやろうの話を気にしないで!」ともう一人が言いました。
みんなが里奈子の話を聞きませんでした。里奈子はまた何か言いたかったですが、みんなは里奈子の声よりお金のことを一生けんめい話しました。
次の日、村の人達はジーの所に集まりました。ジーは赤い首わをみんなに あげました。 「それをつけると、頭がよくなり、お金持ちになるよ。」とジーが言いました。
みんなが赤い首わをつけるとすぐロバのすがたになってしまいました。
「ぶらぶらするな」と言って、ジーはみんなをむちでたたきました。村の人達はジーにだまされました。ジーのためにどれいになり、村の人たちはとても悲しく なりました。そのことを里奈子は近くの森にかくれて色々調べて発見しました。
里奈子は村の人たちをたすけるために一生懸けんめい考えました。
みんなが寝てから里奈子はそっとジーの部屋に入りました。ジーはぐっすり寝ていて、気がつきませんでした。里奈子はジーの首わをゆっくりはずして、足でふ んでこわしました。
その時、ジーはロバのすがたになってしまって、ロバになった人達は人間 のすがたにもどりました。 「里奈子さん、たすけてくださって、ありがとうございました。」とみんながうれしそうに言いました。そして、村の人達は里奈子をリーダーにして、毎日たく さん働き、とてもすばらしい町を作って、人々は金持ちになって、とても幸せにくらしました。

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二年生 第2位 ハリソン・シュー(Harrison Hsu)「コロンビアの像の秘密の生活」(ころんびあの ぞうの ひみつの せいかつ)


みなさん、こんにちは。これは「コロンビアの像の秘密の生活」というお話です。では、始めます。

コロンビア大学では、.人が少ない夏の晩にいろいろな不思議な事がおこっています。
コロンビアの像が動けて話せるようになっています。ある晩、コロンビア で一番有名な像のアルマ・マターさんが起きました。アルマさんが立つと、アルマさんのふくに住んでいるふくろうは空に飛んで行きました。
アルマさんがフィロソフィー・ホールに「ティンカーさん、お元気です か。」と呼びました。ティンカーさんは「うるさい! 今大切な事について考えているんだよ!」と言いました。
それからアルマさんは「頭がいい人がやさしいわけではありません…」と 思って、友達に会いに出かけました。
その時に人が外を見たら、すごい事が見えました。アルマさんがハドソ ン・リーバーへ行って、水にとびこみました。ほかのコロンビアの像が忙しかったから、ほかの友達の所に行ったのです。
ブロンズの物はおよぐ事ができないから、アルマさんは水の下を歩いて行 かなければなりませんでした。
ついに友達の島に着いて、「リバティさん、今晩は」と言いました。
リバティの像は「さびしかったわ。お元気?」 と言いました。そして生活のいろいろな事をおしゃべりしました。アルマさんは最近洗ってもらったから、うれしかったです。リバティさんは「私は大きすぎ て、人が私にのぼって洗う事ができなかったの。それで色が茶色から緑になったの。」と言いました。そうやって夜中を過ごしました。
太 陽がほとんどのぼった時、二つの像はまた集まる約そくをして、別れました。リバティさんはもう一度トーチを持ち上げて、アルマさんはコロンビア大学へ川の 下を歩いて帰りました。太陽の光で人は像が見えるから、像はもうおしゃべりするわけにはいかなかったからです。それで二つの像はもとの所へ帰りました。
最後に日がのぼったところに、ふくろうも帰ってふくに入りました。

それで、アルマ・マターがぬれているような時に、あなたはアルマが何をしたかわかりますね。

おわり

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二年生 第3位 セジョン・キム(Kim, Sejoon)「条件のない愛」(じょうけんの ない あい)

条件のない愛

昔、ある町に男がいました。男はとても貧乏でした。ポケットには100円もなく、仕事を探すたびに失敗して生活をするのは本当に大変で した。経済力が全然無かった男は愛していた妻に恥ずかしくて、毎日夜遅く、妻が寝始めた後で家へ帰りました。ある日、妻は男に言いました。「気にしない で。私はお金欲しくないの。二人で生活をするだけで私は幸せなの。」でも、男は自分の人生に満足していませんでした。「何だそれは!俺は欲しい物がたくさ んあるんだ。車も欲しいし、俺たちが住める家も欲しいし。他の男達がするように俺も君のためにプレゼントを買いたいんだよ。」そのまま日がたつにつれ、そ の夫婦の生活はだんだん難しくなりました。

ある日、男は道を歩いていた途中思いました。「ああ、おなかがすいてい て死にたいぐらいだ。こんな生活はもう無理だ。」自分まで恥ずかしい人生はもうやめようと思いました。男は泣きながら町の中にあるビルの屋上に行きまし た。「仕方が無い。これが俺の人生の道だ。ごめん。」と自分に言ってビルの上から飛び降りるその瞬間、となりに他の人がたっているのに気がつきました。男 は左を見ると40歳ぐらいに見える、黒いスーツを着ているおじさんが男と同じようにたっているのを発見しました。なぜ、お金持ちにみたいな人が自殺しよう と思っているのか考えた男はおじさんに聞きました。「ちょっと、おじさんはどうしてここに。。。」おじさんは答えしないで男に質問しました。「若く見える お前は何でこんな所にいるんだ?」男は自分の人生の問題について説明するとおじさんは怒りました。「お前はまだ人生にとって何が大切か分からないんだ。お 金をたくさん持っているからと言って人生が良くなるわけではない。俺は会社も持っている。今まで俺の手に入れたお金は意味が無いのに最近気がついたのだ。 お金持ちになった一方、俺の人生に愛す人がいないのでこの道を決めたのだ。」
その二人は何分間か話した後、約束をしました。男はおじさんから貸して 貰った多くのお金でもう一回妻と生活をする一方、おじさんはもう一度愛せる人を探す約束でした。一週間後、同じ時間、同じ場所で会おうとしました。男はそ のお金を使って服も買い、車も買い、高いレストランへも行ったが、最後にはお金がたくさんあったと言って特に自分と妻の関係が良くなれないのが分かるよう になりました。
おじさんに会って一週間になる日、男は同じビルの屋上に行きました。左 を見ても、右を見てもおじさんは見えませんでした。男は心配になりましたが、遠くに見ると小さいノートがありました。そのノートはおじさんが書いたもので した。「この一週間が大変だったのは言うまでもない。実は。。。失敗した。ごめん。でも、一つだけ覚えてくれ。お金はお金にすぎないんだ。人生にとってそ れより大切な物は愛だ。お前はその愛を持っているんだ。」それを読んだ男は泣き始めました。新しい考えを持って人生を生きると思った男はそのビルから下り ました。ビルを出た時、空を見て男は言いました。「おじさん、有難う。」

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二年生 入賞 セシリア・ビネッセ(Cecilia Vinesse)「小さい魚と大きい侍」(ちいさい さかなと おおきい さむらい)

昔々、海の中に小さな小さな魚がいました。魚は小さいからといって、強 くないわけではありません。けれど、ほかの魚に「私はとても強い」と言うと、大きい声で笑って信じませんでした。だから、友達がいなくて、いっぴきで小さ いうちに住んでいました。でも、小さい魚はゆめがありました。それは、侍になることでした。
毎日魚の上に大きいふねが来ていました。そのふねに世界中で一番美しい 姫がいました。小さい魚は姫を見ると、愛するようになりました。ある日、ほかのふねが来ることがありました。そのふねに姫のために働いているりょうしがい て、小さい魚はその人の会話が聞こえました。りょうしによって、もうすぐ大きい侍と結婚する予定を知りました。でも次の日、姫のふねはもう一度来ました。 姫は海に入ってあそんで泳ぎました。でも魚みたいに泳げませんでした。だから、早く海の下にさがりました。小さい魚は強いから、姫を上げてふねにおいてお きました。姫はびっくりして、「本当にありがとうございます」と言いました。
それから毎日姫は小さい魚を訪れて行って、アイスクリームとかケーキも あげていました。その食べ物を食べると、だんだん小さい魚はふとった魚になりました。ある日、姫は来てふとった魚を見て「えっ!だれ?」とたずねました。 ふとった魚は「私はあなたが好きな魚です」と答えました。姫は「うそだよ!」と言って、笑いながら早く帰ってしまいました。
ふとった魚はさびしいから、海の最も暗いところで泣きました。そこでピ カッと光るものがありました。その近くに泳いで不思議なものから声が出ました。「明日、あなたのゆめが本当になりますよ!」と言いました。次の日にふとっ た魚は海の上の方に泳ぎながら、ゆめが本当になることを待ちました。姫のりょうしはまたそこにもどりました。ふとった魚を見ると「おいしそうだ!」と言っ て、ふとった魚を取ってしまいました。
姫の結婚式にふとった魚はすしになって、姫と結婚する人が食べてしまい ました。でも、その人は大きい侍だから、ふとった魚は侍になりました。ゆめが本当になりました。

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二年生 入賞 ニック・カヴーシー(Nicholas Kavoussi)「カレーのシェフ とへびの神」(かれーの しぇふと へびの かみ)

昔々、ある森に、おなかが空いたへびがいました。このへびはいつも食べ 物をさがして時間を過ごしました。はじめに、へびは小さいので色々な小さい物を食べました。でも、もっと食べるにつれ、大きくなり、大きい物が食べられる ようになりました。だんだん、へびは長く、大きくなって、森に住めなくなったぐらいです。
それで、ある日、へびは森の近くの村へ行き、「おれはへびの神だよ。毎 日三回食事を作れ。しなければ、あなたを食べるよ」と言いました。村の人はとてもこわいために、へびが言ったとおりにしました。
三年、村の人はへびにしいたげられ、なにかまちがえるたびに、人が食べられました。何回も人はへびをころそうとしたんですが、全部の方法がしっぱいしてし まいました。将来は悪そうで、村の人は悲しくなりました。
でも、ある日、不思議な男の人が来て、レストランに入り、しゅじんに 「はじめまして。がいこくからまいりました。いろいろな料理の作り方をぞんじませんが、 何年もカレーを作っている経験がございます。ここで働かせてくださいませんか。どうぞよろしくおねがいします」と頼みました。しゅじんは「ここに来るのは まちがいだよ。さいきん、このむらはこまっている。みんなさんはへびの神というおにになんでもあげなければ、ころされるんだ。すぐ、にげて」と答えまし た。シェフは「あの。。。私がへびをやっつければ、ここで働いてもよろしいですか」と聞きました。しゅじんがとてもあぶないと言っていても、シェフはまだ せいこうしたかったです。
それで、不思議なシェフは台所にはいり、自分で料理しはじめました。と ても変な音やにおいがだいどころからし、一時間あとで、シェフは大きいカレーのポット を持って、出てきました。しゅじんは料理を見たときに、「おいしいそうだ」とさけび、すぐ食べたくなりました。シェフは「すみませんが、食べないでくださ い。これでへびのかみをやっつけます」と言いました。そして、男性はでかけて、森に行きました。 森についたとき、シェフは森に「へびの神、一番おいしいカレーを作ったんですが、食べてください」と大きいこえでいいました。そろそろ、くろい形が動き始 め、森からへびの頭が出ました。へびはカレーを見ると、話さないではやく食べました。しかし、すぐにへびは口をあけ、せきをし始めました。

せきをするたびに、へびのおなかからまだいきた多くの人や動物が出て、 へびの大きさが小さくなりました。だんだん、へびはもとの大きさになりました。
シェフは近づき、へびをひろい、「今、村の人々はじゆうにせいかつでき ます」といいました。そして、シェフはレストランヘかえり、みんなさんは祝うために、へびをやきました。ながいあいだ、そのシェフはそのレストランでカ レーを作り、とても有名になりました。

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二年生 入賞 アイリン・コンヴィ(Irene Convey)「鰻屋姫」(うなぎやひめ)

昔々、海の小さい村に古い鰻屋がありました。山口さんの家族は昔からそ のレストランで鰻を作って売りました。時間がたつにつれ鰻屋は少しずつ村の人々に人 気になったので、おいしい料理を作るたびに、山口さんの家族はだんだん金持ちになりました。でもある日, 山口さんの両親に鰻が大きらいな娘が生まれまし た。それで、ゆめと呼ばれた娘は魚をやくのがきらいで、家族に比べて作るのがとても下手でした。両親が死んだ後で誰がレストランで働くか分からなかったか ら、両親は心配するようになりました。そしてゆめは年がたつにつれ若い女の人になってお父さんはゆめと話してみました。ゆめは鰻をやきながら、「鰻が大き らいで、死にたいぐらいよ。」
お父さん:「えっ、うまいよ。でもさあ、ゆめちゃん、これをしないで、何をするのかなあ。」
ゆめ:「実は私はいゆうになりたいの。」
お父さん:「へえ。下手なはいゆうの生活はあまり給料がないね。でも、ゆめちゃんがせいこう(成功)したら、何でも好きなことができるよ。」
しばらくして、国際的に有名な大名と侍達は小さい鰻屋に入りました。ゆ めは大名のハンサムなかおを見て、その男が誰か知り始めると、「これは私の機チャンス!」と思って、はやくゆめの部屋へ走りました。
日本で北から南にかけてこの大名のうわさが広がると、大名に本当の姫だ ということを信じさせるために、ゆめは美しい着物を着てはいゆうになりました。レストランに帰った後で、とても上手なはいゆうなので、びっくりしてお父さ んはゆめ姫だと思うくらいでした。子供の時からゆめはあまりきれいじゃないのに、上手なはいゆうなため、日本の中で一番美しい姫みたいだと言われていま す。前にゆめと知り合った人はゆめが歩いたり、話したりするたびに、高い地位の女みたいだと思いました。
レストランで侍達が集まって座った時、若い大名は結婚するのが大名に欠 かせないことは言うまでもないんだと悲しく思いました。そしてゆめを見て「ぼくは北海道から九州にかけて旅行したけど、そんなに美しい姫を見たことがな い。」といいました。ゆめに近づくと、名前をたずねて、ゆめは鰻屋姫と答えました。大名はその名前がちょっと変で不思議なのに、ゆめに結婚してくれるかと 聞きました。
少し前に何かお父さんが言ったように、ゆめは、つまり鰻屋姫は本当に成功しました。めでたしめでたし。

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