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 この姫が大きくなるにつれ、王様の心配することも変わりました。それは結婚の問題です。だれもこの姫と結婚したくなかったからです。王様は結婚させないわけにはいかないと思って、この姫を乞食(こじき)と結婚させました。王様はこの男に大きい家と多くのお金をやって、ほかの人がびっくりしないようにドアにいつもかぎをかけておくように言いました。